「うちの子、人見知りなんです」と言われたとき
撮影前に一番よく言われる言葉があります。 「うちの子、人見知りなんです。」 ほぼ、毎回言われます。 ママは少し申し訳なさそうで、 パパは少し心配そうで。 でも、僕はその言葉を聞くと 少しだけ安心します。 人見知りができるということは、 ちゃんと“人を見ている”ということだか... 続きをみる
香川県で子ども撮影の現場に立っています。泣く日も笑わない日も、「いい写真」より「いい時間」を残したい。このブログでは現場の迷いと救われた瞬間を記録。脱フォトグラファー/写真より「時間」を残したい人
撮影前に一番よく言われる言葉があります。 「うちの子、人見知りなんです。」 ほぼ、毎回言われます。 ママは少し申し訳なさそうで、 パパは少し心配そうで。 でも、僕はその言葉を聞くと 少しだけ安心します。 人見知りができるということは、 ちゃんと“人を見ている”ということだか... 続きをみる
実は、 僕はシャッターを切らない瞬間があります。 カメラマンなのに、 あえて撮らない。 それは失敗したときでも、 設定が間に合わなかったときでもありません。 「今は撮らない方がいい」と 判断する瞬間があるんです。 たとえば、 子どもが急に不安になって ママの服をぎゅっと握ったとき。 その表情は、あ... 続きをみる
撮影が終わったあと、 実は僕が一番好きな時間があります。 カメラを置いて、 今日撮れた写真を一緒に見る時間。 「ほら、ここ見てごらん」 「わぁ!」 そんなやり取りが生まれる瞬間です。 この日も、撮影が終わったあと カメラの背面モニターを一緒にのぞき込みました。 マスク越しでも伝わるくらい 子どもの... 続きをみる
「ちゃんと撮れますか?」 七五三でも、バースデーでも、 撮影前に一番よく聞かれる言葉です。 そのたびに、 少しだけ、答えに迷います。 ちゃんと、とは何だろう ちゃんと笑えること? ちゃんと立てること? ちゃんとポーズを取れること? 親御さんの「ちゃんと」には、 きっといろんな意味が含まれています。... 続きをみる
8年前、七五三の撮影で忘れられない日があります。 主役の女の子は、着物をどうしても嫌がっていました。 袖を通すたびに、表情が固くなっていくのが分かりました。 当時の自分は、 カメラマンとして「どう撮るか」ばかりを考えていました。 光の向き。 立ち位置。 レンズ。 でもその日は、 どんな技術も、その... 続きをみる
フォトグラファーという言葉は、とても便利です。何をする人か、すぐに伝わる。でも同時に、「いい写真を撮る人」でいなければいけない、そんな枠にも縛られていました。だから一度、その名前を外してみることにしました。