脱フォトグラファー/写真より「時間」を残したい人

香川県で子ども撮影の現場に立っています。泣く日も笑わない日も、「いい写真」より「いい時間」を残したい。このブログでは現場の迷いと救われた瞬間を記録。脱フォトグラファー/写真より「時間」を残したい人

撮影が終わったあとに残るもの

goegoe

撮影が終わったあと、
実は僕が一番好きな時間があります。

カメラを置いて、
今日撮れた写真を一緒に見る時間。

「ほら、ここ見てごらん」
「わぁ!」
そんなやり取りが生まれる瞬間です。

この日も、撮影が終わったあと
カメラの背面モニターを一緒にのぞき込みました。

マスク越しでも伝わるくらい
子どもの目はキラキラしていて。

その様子を、ママがそっと撮ってくれていました。

そして後日、
「この時間がすごく良かったです」と
わざわざ店舗のLINEにその写真を送ってくださったんです。

正直に言うと、
僕は“いい写真を撮ること”ばかり考えてきました。

ライティング、表情、構図、タイミング。

でも最近、少しずつ思うようになりました。

写真はゴールじゃない。

その時間がどうだったか。
その空気がどうだったか。

撮影が終わったあと、
親子が「楽しかったね」と言い合えるかどうか。

そこにこそ、本当の価値があるのかもしれない。

この写真は、
僕が撮った写真ではありません。

でも、

この日一番“残ったもの”が写っている気がします。

家族の時間が少しだけあたたかくなる場所でありたい。

そんな一日を、
また一緒につくれたら嬉しいです。